2018年、最も注目すべきスニーカーブランドがあります。
それは、「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」という、聞きなれない名前のランニングシューズを展開するブランド。
ジャン・リュック・ディアードとニコラス・マーモッドという、二人の創業者が、2009年にフランスで立ち上げました。
各メーカーがしのぎを削り、高品質のランニングシューズが次々生み出されるスポーツシーン。
衰えるどころか、ますますその勢いを増し続けているスニーカーブーム。
モードスケープでは今年、ホカオネオネがこの両面を席巻するのではと注目しており、買取を強化します!
人気モデルは特に高価買取対象。是非一度、無料のお見積をご利用ください。
この記事では、今年ホカオネオネに注目すべき理由や、ホカオネオネのアイテムの魅力について少しご紹介します。
ランニングシューズとしての特徴と魅力
ホカオネオネのリリースするシューズの特徴はなんといっても、分厚いソール。
出典:https://www.hokaoneone.jp/mens-view-all/
近年のランニングシューズといえば、薄く軽量なソールを搭載したものが多く、素足に近い感覚が重要視されるベアフットシューズなる製品も人気を獲得しています。
薄いソールは、単純に軽いためランニング時に足へかかる負荷が小さく疲れを感じにくくするメリットがあります。
また裸足感覚のシューズは、着地の際に踵から入ると痛みがあるほど薄く、自然と足の拇指球に近い位置で着地と蹴り出しを行なう走法になり、
踵から着地する走法は身体への負担が大きく避けるべきとの考え方があるため、それを避けることができます。
そうした近年のランニングシューズのトレンドに反して、ホカオネオネが分厚いソールのシューズを作るには、いくつかのワケがあります。
分厚いソールは着地の衝撃に当然強く、ものすごい勢いで駆け下りる場面のあるトレイルランニングでは、捻挫などの怪我を高いクッション性で予防してくれるのだとか。
分厚さは重みにならないのかと疑問がありますが、200gを少し超える程度のモデルもあり、高性能のクッショニングを搭載しつつ軽量化にも注力しております。
また、つま先と踵を滑らかに削ぎ落とした独特のソール形状は、正しい足運びを促し、車輪のようなローリング運動に導くことで自然な体重移動を実現します。
出典:https://www.hokaoneone.jp/mens-view-all/
ここ数年は、プロ選手が参加するトレイルランニングやロードレースのシーンで、ホカオネオネを履いた選手が上位に進出するなど、注目しているアスリートも多いそうです。
ファッションアイテムとしての特徴と魅力
ファッショントレンドに興味のある方なら、一目でピンとくるあの感じ。
出典:https://www.hokaoneone.jp/mens-view-all/
そう。ダッドスニーカーです。
この野暮ったいとさえ言えるボリューム感は、現在の最大のファッショントピックであるダッドスニーカーに分類されるでしょう。
ダッドスニーカーは、アディダス×ラフシモンズのOZWEEGO、バレンシアガのトリプルS、ナイキのエアマックス97、カニエウエストのYEEZY700などに代表される、
ボリューム過多で派手なカラーリングの、昔お父さんが履いていたようなダサい(けどそれがカッコイイ)スニーカーをコンセプトとしたスニーカーですが、
ホカオネオネのスニーカーには、それに該当すると言えるモデルがいくつかあります。
ホカオネオネ自体が、それを狙っていたとは思えませんが、ダッドスニーカーのトレンドは、今やディオールやマルジェラなどのラグジュアリー、モードブランドさえも追随するほどなので、
この流れに乗って人気が爆発するかもしれません。
また、今最も注目すべきブランドの一つであるKIKO KOSTADINOV(キココスタディノフ)のデザイナー、キコ・コスタディノフが私服で愛用していることも見逃せません。
キコの2017SSコレクションでは、ランウェイに登場するモデルに、ホカオネオネのミリタリーブーツを履かせていたほどお気に入りのようです。
ちなみにキココスタディノフもまた、アシックスとのコラボレーションによってダッドスニーカーに分類されるスニーカー「GEL-BURZ 1(ゲルバーズ1)」をリリースし、瞬く間に完売。
現在オークションではプレ値で取り引きされており、このブームの勢いがうかがい知れます。
以上が、当社がホカオネオネに注目する理由です。
2017年の春から、様々なブランドの代理店を務めるデッカーズジャパンが、ホカオネオネの日本での展開を本格化させ、ここに来て人気の予兆が表れています。
先日発表された、スニーカーベストドレッサー賞の表彰式では、登壇するタレントがホカオネオネを着用しており、いよいよプロモーションも拡大しています。
現在は、公式オンラインかいくつかのセレクトショップ、スポーツショップでの取り扱いに限られていますが、ダッドスニーカーブームに乗って取り扱いが拡大するかも知れません。
いち早く手に入れ、早くも次のトレンドに注目しているというファッショニスタなアナタは、是非モードスケープにお持ち込みください。
この記事を書いた人
MODESCAPE
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