数年で40倍の価値に!ラフシモンズアーカイブ
コロナウィルスの影響もあってブログの更新は久しぶりですが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。
MODESCAPEも一ヶ月以上臨時休業としておりましたが、先月の26日から時間短縮でなんとか再開することができました。
少しずつ前の生活を取り戻しつつあって嬉しく思いますが、冬には第2派がくるなんていわれていたりもするので気を緩めずに乗り越えていきましょう。
あと夏場はコロナウィルス以外に熱中症にも気を付けなければいけないのでお出かけの際には水分補給をこまめにして十分にお気を付け下さい。
今回のブログでご紹介させていただくのはまだまだ根強い相場のラフシモンズアーカイブ。
デザイナーズブランドに詳しい方は既にご存じかと思いますが、ラフシモンズの過去のアイテムの相場が数年前から高騰し、定価をも上回る価格で取引されています。
相場高騰の片鱗をみせはじめたのが2014年。
2010年~2012年に40,000~60,000円前後で取り引きされていた迷彩柄のMA-1が突如20万円を超える値段がつきました。
【2010年】
【2014年】
この当時、祐真朋樹さんが自身の著書『祐真朋樹の衣装部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』で同アイテムを私物として紹介していたことが相場に影響したものだと思われます。
ですが、まだ一部のアイテムに限っての相場の高騰であり、多くのアイテムの相場は以前と変わらず。
しかし、同年にアメリカの一人の青年が設立した衣装貸し出しの会社をきっかけに相場は急騰します。
その青年の名は『デビッド・カサヴァント』。
彼は14歳の頃からラフシモンズやヘルムートラングの過去の作品を収集し、2014年に『デビッド・カサヴァント・アーカイブ』を設立。
『デビッド・カサヴァント・アーカイブ』の顧客にはカニエ・ウエストやリアーナ、トラヴィス・スコット、などのファッションアイコン達が名を連ね、メディア露出する際にデビッド・カサヴァントが収集したアイテムを着用しました。
当然ながらファッションアイコンの着用によって瞬く間にラフシモンズのアーカイブアイテムの相場は高騰。
着用されているアイテムの相場が爆発的に上昇したことはもちろんですが、その他のアーカイブアイテムも数年前では考えられないような価格にまで上がっています。
ちなみに最初に紹介したボンバージャケットは2017年に130万、2018年には200万円で取引されるほどに上昇。
2010年前後に取引されていた平均相場が5万円だとして実に40倍の価値にあがっています。
2020年現在では少し相場が落ち着いてきた感じはありますが未だに50~100万円で取引されているものも多くあり、まだまだ人気は続きそうな予感です。
現在では多くの買取店がRAF SIMONSを強化していますが、MODESCAPEではいち早くアーカイブブームの流れを感じ取り、早い段階で買取強化していたのでたくさんのアーカイブアイテムをお買い取りさせて頂くことができました。
売れてしまったものも多くありますが、下記のリンクからみることができるので気になる方は見てみて下さい。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/RAF+SIMONS/?sid=251330
ちょっと長くなりましたが今回は以上になります!
一人の青年が生み出した「アーカイブ」という解釈は他のブランドにも影響を与え、コムデギャルソンやヨウジヤマモトなどの日本のブランドの過去の作品の相場も上昇しています。
もしかしたら皆さんがずっと昔の買ったものも驚くような値段で取引されているかもしれません。
時間があるときにクローゼットを見てみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
MODESCAPE
ブランド服専門の買取店モードスケープです。トレンドから過去の名作まで、ワクワクするブランドアイテムを販売・買取しています。ファッションに関する様々な記事・コラムを配信しています。