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カビ・黄ばみ・シミの落とし方を徹底解説!予防や保管方法も紹介

2022年11月2日

カビ・黄ばみ・シミの落とし方を徹底解説!予防や保管方法も紹介

カビ・黄ばみ・シミの落とし方を徹底解説!予防や保管方法も紹介

皆さん、衣類に付いたカビや黄ばみによって悩まされたことはありませんか?クローゼットにしまっていた衣類を出してみると「カビが生えている」や、お気に入りの衣類の襟や袖口に「黄ばみやシミなどで変色している」ことがあるとがっかりしますよね。長期間しまっていた衣類や着る頻度が高い衣類にはカビが生えたり黄ばみが出てきてしまう可能性が高いです。もし、衣類がこのようにすぐ着れない状態になっているときは、早めの対処が肝心です。

しかし、具体的にどんな対処法が有効なのか、頭を抱えてしまう方も多いと思います。もう二度とカビや黄ばみのせいでがっかりしないために、この記事では「カビ」と「黄ばみ・シミ」それぞれの原因や対処法、そして大切な衣類を守るためにできる予防方法について紹介します。

「カビ」の特徴と対処法

保管していた衣類にいきなりカビが生えていたら驚いてしまいますよね。実は、カビはいくつかの条件が揃うと発生しやすくなってしまうんです。カビを予防し、生えた場合に適切に対処するために、先にカビの特徴を知って、対処していきましょう。

なぜカビが生えるのか?

カビが生えるのには、下記の通り、要因が3つあります。

皮脂などの「汚れ」や汗・生乾きによる「水分」
収納場所の「高温多湿」によるもの
「洗濯機」にも原因がある可能性

カビが好む環境とは、高温多湿。温度20℃以上・湿度80%以上の場所はカビが最も好む環境です。収納場所は衣類同士の距離が近くなっているため、湿気がこもりやすく、カビが好む環境になりやすいでしょう。
また、皮脂等の汚れや生乾きによる水分は、カビに栄養を与えてしまいます。カビはタンパク質と糖質を好みます。そのため、飲み物や食べ物のカスや汗などの汚れが落としきれていない衣類はカビが発生しやすい環境というわけです。
さらに、洗濯洗剤の量もポイント。洗剤が少なすぎては、汚れが落としきれず、洗剤が多くて衣類に残ってしまいます。衣類に残った洗剤の残りカスはカビが分解して、黒カビとなってしまうことがあります。

なぜカビが生えるのか?

白カビと黒カビの違いは?

白カビは、空気中に存在するカビの一種で、ほこりのようにうっすらとはっています。木製品や畳などに生えやすいため、タンスなどに白カビが生えると保管してある衣類に白カビがうつってしまうケースがあります。

黒カビは最も一般的なカビで、こちらも空気中に漂っています。気温が20℃以上になると活発化するのが特徴です。汗などの汚れが付きやすく、袖口や襟、脇などに生えて黒いシミとなります。黒カビは根がはってしまうと落ちづらくなるため、薬品を使って除去しましょう。

カビの対処法

白カビが生えた時の対処法と黒カビが生えた時の対処法は異なります。

【白カビ】

白カビの対処法は下記の通りです。

①屋外で見える範囲のカビを落とします。
②クローゼットやタンスなどの保管場所を除菌します。
③洗濯機に酸素系漂白剤を入れて洗濯します。
※素材を確認したうえで使用しましょう。
④しっかりと乾かす。

白カビがついた衣類が収納場所に保管してあった場合には、同じ空間にしまっていた衣類全てに白カビがうつっていると考えましょう。白カビは払い落とせるカビですが、部屋の中で払うと胞子をまき散らしてしまうことになるため、屋外で払い落としてください。
そして、収納していた場所がカビの発生源とならないようにアルコールで該当箇所を拭き取ります。カビを払った衣類は、洗濯するときに酸素系漂白剤を投入して除菌するといいでしょう。そして、水分を残さないように乾燥させます。

【黒カビ】

次に、黒カビの落とし方を見ていきましょう。

①カビ部分に酸素系漂白剤を浸透させます。
②衣類全体に酸素系漂白剤溶液に漬け込みます。
③洗濯用洗剤を使って洗濯します。

まずは、シミになっている部分を1~6時間ほど、酸素系漂白剤に塗り込みます。1時間ごとに汚れの具合を確認しましょう。そして、衣類全体も酸素系漂白剤を溶かしたお湯に漬け込んだあと、洗濯用洗剤を使って洗濯します。
素材によっては、熱に弱いものもあるため、お湯に漬け込めるものか確認してください。熱に弱いものや漂白剤を使用できないものはクリーニング店で染み抜きをしてもらうのがおすすめです。

天然素材はカビが生えやすい?

衣類の素材によって、カビの生えやすさが異なることはご存じでしょうか。実は、カビが生えやすいのは、ウールや革などの天然素材です。衣類に使われる天然素材には、ウール・革・コットン・麻・シルクなどがあります。中でも、動物のタンパク質でできているウールや革などは、カビの栄養源となるため、注意が必要です。
しかし、ウールや革などは洗うのが難しく、強力な薬剤を使うこともできません。シルクとウールは生地が傷みやすいため、ドライクリーニングに出すのも有効な手段です。革の場合は、100%落とせるとは限らないため、ご自宅でできる対策をとるのがおすすめです。

【シルク】

白カビの場合には、まずは生地の表面のカビを落としてから、薬品を使います。シルクに使うことができる薬剤は、アルコールとベンジンの2種類。ベンジンとは、ガソリンの一種で、揮発油・ナフサ。石油エーテルなどという呼び名があります。

使える薬剤 落とし方
アルコール アルコールを含ませた布でカビの
生えている箇所に叩き込む
ベンゼン ①シルク製品の下に布を敷く
②清潔な布にベンジンを含ませ
カビを下の布に移すように叩き込む

シルクに生えたカビを落とす時、アルコールとベンジンでは使い方が異なるため、注意しましょう。シルクのカビを取るときには、摩擦を引き起こさないように優しく扱うことを心がけてください。

【ウール】

ウール素材の衣類に使えるカビ取り薬剤は、アルコール・ベンジン・次亜塩素酸水の3種類です。次亜塩素酸と聞くと、漂白剤に使われている次亜塩素酸ナトリウムを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、必ず「次亜塩素酸カルシウム」「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」と呼ばれるものを使ってくださいね。

使える薬剤 落とし方
アルコール ①アルコールを含ませた布で
根元に叩き込む
ベンゼン ①ウールの下にいらない布を敷く
②清潔な布にベンジンを含ませカ
ビを下の布に移すように叩き込む
次亜塩素酸水 ①次亜塩素酸の水溶液を作る
(原液:水=1:1)
②次亜塩素酸の水溶液を毛の
根本に叩き込む

また、ウールの場合にも、薬剤を使う前に表面のカビを落としましょう。アルコールと次亜塩素酸の使い方に違いはありません。しかし、ウールの場合には、毛の根本まで薬剤が届くように、毛を起こしながら叩き込むのがポイントです。ウールの根元に潜んだカビにも薬剤が届くように意識しましょう。

【革】

革は水に弱く、乾燥してしまうとひび割れたり変色してしまうデリケートな素材です。カビを落とす時には革を傷めないように、タンパク質を補ったり、コーティングを守ったりしながらお手入れするよう心がけましょう。

使える薬剤 落とし方
革専用
クリーナー
①清潔な布にアルコールを含ま
せる
②カビの生えていた箇所に叩き
込む
次亜塩素酸水 ①次亜塩素酸の水溶液を作る
(原液:水=1:1)
②清潔な布に水溶液を含ませる
③カビの生えていた箇所に叩き
込む

※次亜塩素酸水には「次亜塩素酸カルシウム」「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」を使用してください。

カビ取り後は、専用のクリームを塗り込んで、革を保護すると革の風合いを落としにくいのでおすすめです。

【コットン】

コットンに関しては、「1-3.カビの対処法」で述べた方法で対応することができるため、ご家庭でカビ取りしてみてくださいね。


衣類をカビから守るために

衣類をカビから守るために必要なことは、「水分」と「カビの栄養分」を排除することです。カビを生えさせないための予防をしようと考えたら、まずは汚れをしっかり落とし、水分が残らないように乾かします。
そして、湿気がこもらないように収納環境を見直しましょう。そのためには、下記を気を付けるといいでしょう。ぜひ心がけてみてくださいね。

換気をし風通しをよくする、除湿する
定期的にクローゼットや洗濯機を掃除をする
洗ってからしまう、乾かしてからしまう

衣類をカビから守るために

「黄ばみやシミ」の特徴と対処法

TシャツやYシャツなどにいつの間にかできしまう黄ばみやシミ。それぞれ特徴があり、対処法が違います。黄ばみやシミの原因にあった対策をとるために、まずは黄ばみやシミの原因から見ていきましょう。

なぜ黄ばみやシミが出るのか?

黄ばみやシミはなぜできてしまうのでしょうか。その原因は、衣類に残っている汚れや皮脂、汗です。繊維に皮脂などの汚れが入りこみ、時間の経過と共に酸化して変色してしまうのです。
また、皮脂が繊維に残る状態を作り上げてしまうのは、洗濯時のすすぎ不足です。
さらに、汚れが残った状態で日光に長時間さらされることも変色を助長させてしまいます。

なぜ黄ばみやシミが出るのか?

黄ばみの対処法

黄ばみ落としの基本は酸素系漂白剤です。酸素系漂白剤を溶かしたお湯につけ置きするのもおすすめですが、ここでは、頑固な黄ばみの落とし方を紹介します。

用意するもの 落とし方
・お湯(35~40°)
・重曹
・酸素系漂白剤
・歯ブラシ
・アイロン
①次亜塩素酸の水溶液を作る(原液:水=1:1)
②清潔な布に水溶液を含ませる
③カビの生えていた箇所に叩き込む

シミの対処法

シミをどうにかしたい場合には、3種類のシミのどれに当たるかを考えましょう。水溶性のシミの原因は、醤油やジュース、血液などで、水に溶けやすく、早く対処すれば簡単に落とすことができます。時間が経つにつれて酸化して落としにくくなるため、早めに落とすようにしましょう。
また、油性のシミとは、油を使うことで落としやすくなる汚れのことです。ファンデーションやチョコレートなどが該当します。
さらに、不溶性のシミとは、水や油に溶けることなく、繊維に入り込みやすいシミのことです。家庭ではきれいに落とすのが難しいため 、クリーニング店などに依頼するのがおすすめです。

シミの種類 落とし方
水溶性
シミ
①ティッシュで水分を吸いとります
②流水で洗い流します
③通常通り洗濯します
油性
シミ
①シミが付いてしまった側に布を
当てます
②綿棒などにクレンジングオイルを
付けてシミの裏側から叩き、布に汚
れを映します
③通常通り洗濯します
不溶性
シミ
①シミに中性洗剤を馴染ませます
②洗濯用固形石鹸で擦ります

黄ばみやシミがつかないようにお手入れをする

黄ばみを予防するためには、洗濯の前後や保管方法にも気を配ると良いでしょう。

・皮脂や汗がついた衣類はすぐに洗い、すすぎをします。
・黄ばみやすい袖口や襟は予洗いします。
・黄ばみがついてしまったら、基本的には漂白剤で洗います。
・素材に合った洗剤や漂白剤を使い、それぞれの洗い方で洗います。
・洗濯後はしっかり乾燥させます。
・直射日光の当たらない場所で保管します。

黄ばみやシミがつかないようにお手入れをする

 


モードスケープに一度ご相談ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 大切にしている衣類にカビやシミがついていたら、とてもショックを受けてしまいますよね。しかし、カビやシミも適切に対処すれば、除去できる可能性があります。カビや黄ばみは皮脂や汗などが落としきれないことで発生するのがほとんどなので、汚れをしっかりと落とすことを心がけましょう。
さらに、シミには種類があり、それぞれにあった落とし方があるため、原因別に適切な処置を施してくださいね。 衣類は正しく保管することで、カビや黄ばみを防ぐことができます。大切な衣類を長く着るために、洗濯と保管方法に気を付けてください。

また、モードスケープではクリーニングやお直しが必要なものでも、可能な限り良いお値段をおつけできるように吟味しながらお買取りしております。汚れやダメージがあるものでも、リペアを施して販売することも可能ですので一度ご相談ください。 とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。

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