ハイブランドのヴィンテージバッグが熱い!オールド●●5選
皆さん、オールドグッチやオールドコーチのように「オールド○○」と呼ばれるブランドを耳にしたことはありますか?近年、ハイブランドのヴィンテージバッグが注目を集めており、雑誌などの媒体で見たことがある方も多いと思います。1980年から1990年代頃に製造されたもので希少性の高さはもちろん、デザイン性や手に入りやすい価格から人気を集めています。
ここまでで、古いという意味の「オールド」や「ヴィンテージ」というワードがありましたが、この2つのワードにはどんな違いがあるのでしょうか?
この記事では、「オールド」と「ヴィンテージ」の定義となぜ評価されているのかを解説し、ヴィンテージバッグが注目されているブランドとそのアイテムについてご紹介いたします。
オールド●●とは?
オールド●●とは、ハイブランドのヴィンテージバッグを指し、最近非常に人気の高まっているアイテムです。ヴィンテージバッグが支持されるようになった理由には、時代の流れや著名人による影響などがあります。オールドアイテムが人気を得ることとなったきっかけについて詳しくみていきましょう。
なぜ評価されているのか?
オールドグッチやオールドシャネルなど、ハイブランドのヴィンテージバッグがなぜ人気を得ているのか疑問を持つ方も多いでしょう。その理由は大きく分けて3つあります。
1つ目は、「海外セレブや有名人によって大ブームが巻き起こったから」です。例えば、マイリー・サイラスはオールドシャネルのバッグを身に付けているところを何度も目撃されており、ロージー・フォーテスキューはオールドグッチのバッグを愛用していると報道されています。海外セレブが身に付けるようになり、注目を集めました。
さらに、「近年の流行ファッションが90年代のテイストに似ているため、ファッションに取り入れやすい」というのも理由のひとつです。現在は、YK2ファッションといって、1990年代後半~2000年代に流行したファッションが流行しています。YK2ファッションにも合わせやすいヴィンテージバッグが、評価されるようになってきているという訳です。
また、ハイブランドの「古いモデルは周りの人とアイテムがかぶりにくい」というのも人々が手に取るようになった理由のひとつでしょう。現行品の場合は、生産数が多いため、流通量も増えますが、ヴィンテージバッグは数に限りがあるため、人と被る確立が低いという特徴があります。ハイブランドのビンテージ商品は特に、状態の良いものが少なく、人と被る可能性は低いでしょう。
オールド・ヴィンテージ・アンティークの定義とは?
一般的にヴィンテージとアンティークは製造されてから経過した年数で分けて考えられています。
アンティークとは、「100年以上前の家具や道具類、衣類などのうち、美術品としての価値を認められるもの」と定義されています。アンティークは唯一世界共通で法律上、定義されています。一般的には、西洋アンティーク品をアンティークと呼ぶことが多くあります。
ヴィンテージは、「製造されてから30〜99年経過しているもの」と考えるといいでしょう。もともとヴィンテージとは、ワインに対して使われていた用語です。しかし、時間をかけて良さが増した品物という意味でファッションに対しても使われるようになりました。
オールドとは、一般的にはユーズドと同じような意味で使われることが多いようです。ヴィンテージ品などが流行り始めたことで、ヴィンテージと同じような使われ方をするようになりました。ヴィンテージ程古くないけど価値あるものというニュアンスで使われることが多く、アーカイブも同じような意味合いで使われる単語です。
永く愛用できるバッグの選び方
ヴィンテージバッグを購入するのであれば、永く愛用していきたいですよね。何十年も前に作られているもので、現在のファッションに合わせることができるバッグとは、どのようなものか、わからない方も多いでしょう。ポイントは2つあります。「シンプルなデザインであること」。そして、「ヴィンテージアイテムが評価されているブランド」です。この2点について詳しくみていきましょう。
シンプルなデザイン
バッグを永く愛用したいのであれば、流行に左右されないデザインのものを選ぶのがおすすめです。流行に左右されないデザインとして最も選びやすいのは、シンプルなバッグ。流行遅れな印象を与えないシンプルでクラシカルなデザインのバッグは、さまざまなコーディネートに合わせやすく、年齢問わず使うことができますよ。
ヴィンテージアイテムが評価されているブランド
どのようなバッグを選べばいいかわからない場合には、ヴィンテージアイテムが評価されているブランドから選ぶのがおすすめです。ヴィンテージアイテムとして評価されているブランドは、素材や作りがしっかりしていることが多く、保管状態が良ければ、経年変化も少ないでしょう。
また、近年様々なブランドから復刻版が出ています。デザインは同じでも、ロゴや生地が違うなど全く同じものではありませんが、ヴィンテージアイテムは価格が高いことも多いため、復刻版を選ぶのもおすすめです。
ヴィンテージアイテムが注目されているブランドは、「コーチ」・「グッチ」・「ヴィトン」・「シャネル」・「セリーヌ」などです。現在、ヴィンテージアイテムが注目されているブランドについて、詳しくみていきましょう。
人気オールドブランドの特徴とアイテムについて
ここからは人気のオールドブランドについて解説していきます。今回は人気の高い、「コーチ」・「グッチ」・「ヴィトン」・「シャネル」・「セリーヌ」についてまとめています。これからオールドブランドのバッグを選ぼうと考えている方や、今オールドブランドのアイテムを持っている方はチェックしてみてください。
COACH コーチ
オールドコーチとは、80〜90年代にかけて若者向けに良心的な価格で販売したバッグや革小物のことです。コーチは、もともと富裕層のみをターゲットにしていましたが、90年代頃にかけて若年層向けに低価格に抑えたバッグや革小物を売り出しました。そのため、低価格モデルのアイテムをオールドコーチとも呼びます。オールドコーチの特徴は、下記の2点。
もともとの革製品ブランドの技術を活かした質の高さや作りの丁寧さ |
普遍的なデザイン |
革製品を扱うブランドとして誕生したコーチは、革の質が良く、作りも丁寧です。レザーが肉厚で型崩れしにくく、使い込むことでツヤツヤとした美しい光沢が生まれます。そのため、多少の経年変化はヴィンテージならではの味として楽しむことがきます。また、低価格モデルとして、凝ったデザインではなく、普遍的なデザインのものを量産したため、流行に左右されない定番アイテムとなったのです。
オールドコーチのおすすめバッグは、「ショルダーバッグ」と「トートバッグ」。オールドコーチのショルダーバッグは、バリエーションが豊富なのが特徴。フォーマルにもカジュアルにも合いやすく、コーディネートを引き締めてくれます。トートバッグは容量が大きく、丈夫なレザーを使っているのが魅力。光沢のあるグラブタンレザーを使用しているため、ビジネスシーンにもおすすめです。
GUCCI グッチ
オールドグッチは、グッチ一族が手がけた1980年代までの製品のことを指します。グッチは、ブランドを確立させた存在といわれています。品質保証のためにGG柄入れて販売したことからブランドの元祖はグッチだと語られています。オールドグッチの特徴は、下記の2点。
レトロでクラシカルなデザイン |
シェリーラインが特徴 |
オールドグッチは、レトロで上品な雰囲気のデザインが人気です。特に、シェリーラインと言われる緑色と赤色、または青色と赤色のストライプラインの入ったアイテムは、カジュアル感と高級感を持ち併せており、高い人気をもっています。シェリーラインのアイテムは、現行ラインでは販売されておらず、オールドグッチもしくは復刻版でしかお目にかかれないデザインです。
オールドグッチで最も人気が高いのは、「ショルダーバッグ」。小ぶりのものやシェリーラインの入ったものは取り入れやすいため、初めてオールドグッチを購入する方におすすめです。また、通勤や通学にも使いやすい「トートバッグ」も不動の人気があります。
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LOUIS VUITTON ルイヴィトン
オールドヴィトンには、年代の明確な定義はありません。オールドヴィトンがおすすめな理由は下記の2点。
素材や作りがしっかりしており、劣化しにくいため経年変化によって味が出る |
定番ラインのモノグラム柄が人気 |
ヴィトンの歴史は1854年から始まっており、経年変化が楽しめるように作られています。ヴィトンが誕生したフランスでは古く歴史のあるものに価値をおくという文化的背景があり、ヴィトンのアイテムには、時が経つにつれて色が変化するヌメ革が使われています。時が経つことによる味を楽しむことを前提につくられたヴィトンのバッグは、ヴィンテージアイテムとして購入するのもおすすめです。また、定番のモノグラム柄は、クラシカルな雰囲気を持ちながら、定番アイテムとしても人気があるため、バッグを永く使いたい方におすすめです。
ヴィトンの中でも「スピーディ」は、半世紀以上人気を得続けている定番アイテムなため、オールドヴィトンとして購入するのにぴったり。「モンスリ」は、巾着開閉式のリュックでポケットが豊富なため、機能性が抜群。レトロなデザインも評判が高く、高級感のあるリュックを探している方に向いているアイテムです。
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CHANEL シャネル
ハイブランドのヴィテージバッグと聞いて、最初に思い浮かべるブランドはシャネルだという方も多いのではないでしょうか。100年以上愛されているシャネルのヴィンテージアイテムのおすすめポイントは、下記の通りです。
ヴィンテージバッグの火付け役 |
高品質かつ丈夫で長持ち |
ヴィンテージアイテムとしても定着しているオールドシャネルは、ヴィンテージのファーストアイテムにも最適。また、オールドシャネルの人気の理由は、デザインだけではありません。質の高い素材を使い、高品質で長持ちなため、永く愛用することができるでしょう。
オールドシャネルのおすすめは、女性の憧れである「マトラッセ」。チェーンショルダーは時代に左右されず、需要が非常に高いためリセールバリューも高いのがポイント。中でも「ダイアナモデル」と呼ばれるバッグはダイアナ妃が身に付けていたために、その名が付いたアイテムです。1985年から1994年しか生産されていないため、手に入れにくく、中古市場では高額で取り引きされます。
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CELINE セリーヌ
オールドセリーヌとは、LVMHグループの傘下に入る前(1987年)に製造されたセリーヌのバッグのことです。オールドセリーヌは、下記がポイント。
オールドセリーヌはロゴのデザインが違う |
昔のバッグのオマージュが近年次々に発売されるほど人気 |
オールドセリーヌは1960年代までは馬車のをメインとしたロゴが使われており、1980年代までは、「CÉLINE」「CÈLINE」「CELINE」がランダムで使われています。2019年以降は「CELINE」に統一されているため、オールドセリーヌのロゴの違いを楽しむのもおすすめです。そして、近年では「BYBLOS」をオマージュした「マイヨン トリオンフ」など昔のバッグをオマージュしたようなアイテムが次々と発売されています。
そんなオールドセリーヌのおすすめは、「マカダム柄」を施したアイテムです。シックなカラーとレトロな柄が世代を問わず人気です。マカダム柄は2010年に生産中止となっており、ヴィンテージでなければ手にすることができないため、リセールバリューも高いのがポイント。
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最後までお読みいただきありがとうございました。最近注目を集めているヴィンテージバッグについてご紹介しましたが、少しでもご参考になれば幸いでございます。 最近のファッションに合わせやすく、人ともかぶりにくいヴィンテージバッグはひとつ持っておくとコーディネートを助けてくれるアイテム。ハイブランドのヴィンテージバッグは高級感があるため、さまざまなシーンに合わせることができますよ。ヴィンテージバッグの今後にも注目ですね!
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