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伝説的アイウェアブランドを現代に復活させた「ジュリアスタートオプティカル」とは

2024年9月18日

ジュリアスタートオプティカル

伝説的アイウェアブランドを現代に復活させた「ジュリアスタートオプティカル」とは

1950年代初頭、ニューヨークで創業を開始した伝説的眼鏡ブランド「タートオプティカル」。クラシックなデザインと高い品質で1960年代から70年代にかけて多くの文化人に愛用され、ジョニーデップやジョン・レノンなどの著名人が着用していたことでも知られています。

1980年代にブランドが休止しますが、近年のヴィンテージブームの影響もあり、人気が再燃。同ブランドの意志を受け継ぎ、後継ブランドである「ジュリアスタートオプティカル」が創設されます。
この記事では、タートオプティカルの歴史を知るとともに、現代によみがえった「ジュリアスタートオプティカル」の魅力を紐解いていきます。

タートオプティカルの歴史

タートオプティカルは、アメリカンヴィンテージの意思を継ぐクラシックアイウェアです。特に有名な「ARNEL(アーネル)」は、ジェームス・ディーンなど多くの著名人に愛用され、ブランドの名を不動のものにしました。タートオプティカルは、その斬新なデザインと高品質で、常にファッショントレンドの最前線に立ち続けてきました。ここでは、タートオプティカルのこれまでの歩みを紹介していきます。

タートオプティカルの創業

タート
出典 juliustartoptical.com

タートオプティカルは、1948年にニューヨークで創業されました。当時、メタルフレームが主流だった中、セルフレームの生産に注力したことでアイウェア業界に名を残すこととなります。50年代当時のタート・オプティカル社はマンハッタンの中心部に自社ビルを構えて眼鏡を製造。1930年代から40年代にかけて、セルフレームはメジャーではなかったにも関わらず、斬新なデザインと高品質な製品により、タートオプティカルはニューヨークで一大ブームを巻き起こしました。

それまでの取り組みが功を奏し、ブランドは高級品としての地位を確立。クラフトマンシップと革新性を融合させた彼らのアイウェアは、時代を超えて愛され続けています。

著名人の着用、文化的アイコンとしての地位を確立

タートオプティカルのアイコン的存在なのか、1950年代に発表された「ARNEL(アーネル)」。多くの著名人に愛用され、ブランドの名を不動のものにしました。特に、有名なのがジェームス・ディーン。彼は強度の近視だったため、プライベートでは必ずアーネルを身に付けていました。ラフな服装からフォーマルな装いまで、アーネルを掛けこなす姿は常に注目の的となっていました。

ブランドの閉鎖、そしてヴィンテージブームによる復活

順調に見えたタートオプティカルにも暗雲が立ち込めます。60年代から70年代にかけて安価な大量生産品の台頭により、業績が徐々に悪化し、ついに80年代に惜しまれながらも廃業しました。

しかし、80年代から2000年代にかけてデザイナーズブランドが主流となる中、映画『シークレットウィンドウ』でジョニー・デップがヴィンテージのタートを着用したことがきっかけで、再び注目を集めました。これにより、ヴィンテージのタートオプティカルは希少価値が非常に高くなっています。

タートオプティカルの特徴

タートオプティカルは、時代を超えて愛されるシンプルでエレガントなデザインが特徴です。また、品質の高さも魅力の一つで、フレームには高品質なアセテート素材が使用され、耐久性と快適さを両立させています。このデザインと品質の融合が、タートオプティカルが未だに愛されている理由です。


復刻ブランド「ジュリアスタートオプティカル」の誕生

タートオプティカルの伝統を現代に蘇らせるため、2016年にジュリアスタートオプティカルが誕生しました。タートオプティカルの名作フレームを忠実に再現しつつ、新たなデザイン要素を加えています。クラシックな魅力と現代の感性を融合させ、再びファッションシーンに輝きを放つジュリアスタートオプティカルについて詳しく見ていきましょう。

ジュリアスタートオプティカルの創業

2016年、タートオプティカルの創業者であるジュリアス・タート氏の意志を継ぎ、甥のリチャード・タート氏によってジュリアスタートオプティカルが創設されました。リチャード氏は、タート・オプティカル社のファクトリーやマーケティングに深く関わり、その経験と膨大な資料を基に、伝統的なデザインと品質を忠実に守りながらも、現代のアイウェア市場に新たな風を吹き込んでいます。

彼は、ジュリアス氏の残した資料と現代の技術を組み合わせ、優れた素材を使用した新たなフレームを生み出し、ブランドの伝統を継承しつつも進化を遂げています。ニューヨークの1950年代から1970年代前期の風合いを再現しつつ、アートやカルチャー、発展的なデザイン性からインスピレーションを受けたコレクションを展開。リアルなフォルムを忠実に再現するフレームや、新たなデザイン要素を加えたコレクションを計画し、ブランドの伝統を進化させ続けています。

ジュリアスタートオプティカルの特徴

ジュリアスタートオプティカルは、1950年代から1970年代前期のニューヨークの風合いを忠実に再現し、その時代のアートやカルチャー、ニューヨークの発展的なデザイン性からインスピレーションを受けたアイウェアを展開しています。ブランドは、タートオプティカルの名作フレームを復元するだけでなく、現代の技術とデザイン性を融合させた新たなアイウェアも発表し、時代を超えた魅力を持つ製品を生み出しています。

ジュリアスタートオプティカルは、タートオプティカルの伝統を大切に守りつつも、独自のブランドとしての地位を確立しています。そのため、ヴィンテージアイウェア愛好家やファッションにこだわりを持つ人々から非常に高く評価されています。特にアメリカや日本で強い支持を得ており、これらの地域では、そのデザインと品質が多くのファッション愛好者にとって欠かせないものとなっています。

このブランドの特徴は、単なる復刻にとどまらず、過去のデザインを現代において再解釈し、新たな価値を加えることにあります。ジュリアスタートオプティカルのアイウェアは、ヴィンテージの持つ歴史的な価値と、現代のトレンドを巧みに組み合わせ、他にはない魅力を放っています。


ジュリアスタートが現代によみがえらせたタートオプティカルの名作

タートオプティカルのヴィンテージの美学を追求したフレームは、時代を超えて愛される逸品ばかりです。流行に流されないアイテムばかりのため、リセールバリューも高いのもポイントです。
それでは、ジュリアスタートオプティカルが復刻させたタートオプティカルの定番モデルを紹介していきます。

「AR」

AR

「AR」は、タートオプティカルの中でも最も知名度の高いARNEL(アーネル)を、1950年代から60年代の資料を基に忠実に再現したフレームです。定番のブラックやブラウン系のほか、レトロでクラシックなカラー展開が魅力で、ジョニー・デップなどの著名人が愛用していることでも知られています。

ARは、当時の図面から正式に復刻され、ヴィンテージのアーネルを愛する人々にも普段使いとして選ばれています。また、2021年から始まったAR Gold Editionは、年に一度の限定生産で、ごく少数のリリースが行われていることから、その希少性も相まって高い人気を誇っています。

「FDR」

FDR

「FDR」は、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトのイニシャルに由来するモデルで、定番フレームとしてリアルに再現されています。FDRは、ボストンとウエリントンを絶妙に組み合わせたレンズシェイプと、ヨロイ部分の3点鋲が特徴です。

特に、極太のパドルテンプルが採用されており、ヴィンテージの設計図が見事に復活されています。肉厚でストレートなブロウラインに、華やかな3点カシメと極太テンプルが融合し、存在感のあるデザインが魅力です。

「BRYAN」

BRYAN.

1950年代にニューヨークでARNELと人気を二分したとされるモデルが「BRYAN」です。映画監督ウディ・アレンが愛用していたことでも知られています。フレームにやや縦幅があり、少し吊ったようなウェリントンシェイプが特徴です。

ダイヤ型のカシメ飾りなど、クラシックな雰囲気を醸し出すディティールがポイントです。ヴィンテージのオリジナルフレームには、ダイヤ鋲のあるタイプと鋲のないタイプが存在しましたが、復刻版では希少性の高いダイヤ鋲タイプが採用されています。

「SEA FARE」

SEA-FARE

「SEA FARE」は、アメリカンヴィンテージとして高い人気を誇ったモデルです。1950年代から1970年代にかけて製造され、タートオプティカルのラインナップの中では珍しい、シンプルなウェリントンタイプのフレームです。当時のカタログのトップページに掲載されていた一押しモデルで、その影響力はRay-Banの代表的なWayfarerにまで及びました。

吊り上がったブロウラインやシェイプデザインが特徴で、当時のタートオプティカルらしいデザインが忠実に再現されています。シンプルながらも個性が光るこのフレームは、時代を超えて愛され続ける逸品です。

「Leading-Liz」

Leading-Liz.

「Leading-Liz」は、タートオプティカルの創業者ジュリアス・タートの右腕として働いていた女性「リズ」をモデル名の由来とするフレームです。このモデルの最大の特徴は、フォックスのように吊り上がったシェイプ。ヨロイ部分の矢じり型カシメ飾りや、ウェリントンを基調としたシェイプは、ARと共通する雰囲気を持ちながらも、フォックスシェイプが独特の存在感を放ちます。ブローラインの美しさを堪能できるデザインで、復刻版はオリジナルフレームと同様にその独特な形状が魅力です。

「HAROLD」

HAROLD

「HAROLD」は、1950年代に「P3」シェイプとして作られていたモデルを忠実に復刻したものです。このP3シェイプは、アメリカでボストン型のルーツとされ、日本では現在もボストンと呼ばれるやや逆三角形の形状が特徴です。

クラシックタイプとして知られるボストン型のデザインを持ち、少しレトロでヴィンテージ感のある柔らかな印象を与えます。そのため、幅広い人々に似合いやすいモデルです。また、智(ヨロイ)部分の矢じり型カシメ飾りも再現されており、ベーシックなシェイプでありながらも、ジュリアスタートオプティカルらしい個性をしっかりと主張できる仕上がりとなっています。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
「タートオプティカル」は、単なるアイウェアブランドを超えた、アメリカのカルチャーアイコンとも言える存在であり、そのデザインは今なお多くの人々に愛され続けています。そして、「ジュリアスタートオプティカル」により、ファッション性と機能性を兼ね備えた唯一無二のブランドとして更に飛躍していくことでしょう。

モードスケープではジュリアスタートオプティカルの買取を強化しています。アイテムの価値を適正に反映し、最高額を見出す査定をいたします。ジュリアスタートオプティカルのアイテムを売りに出すか迷っている場合にも、是非モードスケープにご相談下さい。とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

MODESCAPE

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