1枚 30000円オーバーも!? マスク × ファッションブランド
こんにちは、MODESCAPEの小川です。
コロナウィルスの影響で毎日のようにマスクをして生活している方も多いかと思いますが、みなさんはどんなマスクをお使いですか?
一口にマスクといっても、最近では花粉症専用のポリウレタンマスクや、夏用の冷感マスクなど種類も豊富で色も白だけじゃなくて黒やカーキなど様々。
手作りで作ったであろう素敵な柄のマスクをしている方も街中で多く見られ、マスクとファッションのあり方が去年とでは変わってきたように感じますね。
今回のブログではファッションブランドが製作したマスクをご紹介していこうかと思います。
最初にご紹介するのはFENDIとのコラボレーションが記憶に新しいこちらのブランド。
『日常を繋ぎ合わせる』という願いを込めてつくられたアンリアレイジらしいパッチワークデザインのマスク。
お値段は1枚5000円なのでマスクと考えると非常に高価ですが、全て手作業で縫い合わせられているのでとても手間がかかっています。
内側部分には高性能フィルターが備え付けられており、市販のマスクフィルターに入れ替え可能。
普通のマスクをの上からつけるオーバーマスクとしての使用も可能で、全ての種類が手洗い可能なので、常に清潔な状態を保つことができます。
また、このマスクの売上の30%は、新型コロナウイルス感染症の対策支援を行う国立国際医療研究センターに寄付されるので、医療従事者への支援も兼ねています。
現在では全て完売となっています。
次は日本を代表するブランド同士が共作した固定概念を覆すマスク。
BLACK Scandal Yohji YamamotoとISAMU KATAYAMA BACKLASHがコラボレーションしたディアスキン(鹿革)製のマスク。
レザーを使っていることもあって非常に高価ですが、初回に生産された分は即日完売。
若干息苦しそうにも見えますが、再販されたものは鼻にかかるあたりに空気孔が設けられ、革の厚みも改良されています。
また、レザーマスクの他にも内田すずめが描いた作品をプリントしたマスクとTシャツがセットになったものや、ヨウジヤマモトの定番素材であるウールギャバジンを仕様したマスクなど、マスクの種類の豊富さではファッションブランドの中でも一番かもしれません。
次は著名人の着用で話題となった新鋭ブランドのマスク。
アレキサンダーマックイーンやメゾンマルジェラで経験を積んだマリーン・セルが自身の名を冠して立ち上げたブランド『MARINE SERRE』。
ショーの会場で秋元梢さんが着用した事によって話題となり、現在では完売となっています。
気になるお値段はオフィシャルサイトの価格で260~290ユーロ。
日本円に換算すると32,000~35,500円ほどのお値段なので調べた限りのマスクでは一番高額です。
マスクはMARINE SERREのランウェイコレクションでも着用されており、ブランドの世界感に違和感なく溶け込んでいます。
最後にご紹介するのは、セントラルセントマーチンズ卒の2人が手掛けるジャパーニーズブランド。
外でつけるのは勇気がいりそうなこのユニークなマスクはmintdesignsのもの。
旭化成せんいの成形加工ができる不織布を使用しており、チンパンジーの他にも、理想的な美人顔の口元を再現したデザインも。
実はこのマスク、2009年から販売されており当時のランウェイコレクションでも使われています。
チンパンジータイプは現在でも販売されており、公式オンラインショップから購入することができます。
http://www.mint-designs.com/product/detail/SHOP2MDMA02001
ミントデザインは他にもオリジナルファブリックを仕様したマスクをオンライン限定で販売していましたがそちらは完売しているようです。
今回のブログはこれで以上になります。
人気ブランドなので完売してしまっているものばかりですが、再販する可能性もあるので興味のあるかたはブランドのSNSなどチェックして見て下さい。
いつまでこの状況が続くのかわかりませんが、こんな状況であるからこマスクにも遊び心やファッション性をプラスして前向きな気持ちで頑張りましょう。
この記事を書いた人
MODESCAPE
ブランド服専門の買取店モードスケープです。トレンドから過去の名作まで、ワクワクするブランドアイテムを販売・買取しています。ファッションに関する様々な記事・コラムを配信しています。