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ヨウジヤマモト好きなら絶対に知らなくてはならない人物

ヨウジヤマモトが好きなら絶対に知らなくてはならない人物

こんにちは、新宿店の小川です。

今回のブログはYohji Yamamotoと非常に深い関わりのある人物を紹介させていただこうかと思います。
Yohji Yamamotoの名作と言われるほとんどのアイテムとその人物は関わりがあり、その人物を知らずしてヨウジヤマモトは語る事ができないくらい重要な人物。

その人物とは、公益社団法人日本図案家協会の会長であり服飾図案家の林 史己(雅号:林 大史)氏。

雅号(がごう)とは画家や文筆家などが本名の他につける別名の事で、馴染みのある言葉でいうとペンネームみたいなイメージ。
古くから使われている言葉で、あの夏目漱石や勝海舟も雅号です。

林 史己(雅号:林 大史)氏とヨウジヤマモトの出会いは今から30年以上前。
ヨウジヤマモトサイドからのオファーによって、『Yohji Yamamoto FEMME 1985SS』の服飾図案を制作したことから始まります。

1980年代のヨウジヤマモトといえば、当時ファッションに用いることはタブーとされていた『黒』を全面に押し出したルックをパリコレクションで発表し、世間では「黒の衝撃」と称されていたまっただ中。
そんな中に林 史己(雅号:林 大史)氏が描く鮮やかで立体感のある図案は新鮮に映ったことと思います。

その2年ごとなる1987年にはメンズのハイエンドラインである『Yohji Yamamoto POUR HOMME 1987SS』の服飾図案を制作。

白シャツに描かれた鮮やかな花の数々はショーの終盤を彩りました。
この1987SSコレクションは未だに人気のあるシーズンの一つであり、このアイテムは後にREPLICAとして復刻もされています。


その後もヨウジヤマモトからのオファーは継続的に続き、ヨウジヤマモトはファッション界においての地位を確かなものへとしていきます。

そして1996年、ヨウジヤマモトの長い歴史の中でも屈指の人気を誇る『Yohji Yamamoto POUR HOMME 1996SS ~花と少年~』が発表されます。

この鳳凰や牡丹の花を描いたのはいうまでもなく林 史己(雅号:林 大史)氏。

1987SSでは白のコットン生地に描かれていましたが、96SSではレーヨンやシルクなどの素材にもプリントすることで軽やかで優雅な印象に。
また、同じ花の色でも背景となる生地の色が違うだけで全く違った印象に仕上がっています。

こういったプリントや抜染の柄は山本耀司氏がデザインしたものだと思われがちですが、実際は山本耀司氏本人が描いたものをプリントする事は極めて稀です。
ちなみにこの花と少年期もREPLICAで復刻されており、インフルエンサーである『yoshi』がモデルをつとめたことでも話題となりました。

2000年代にはいってからももヨウジヤマモトに図案の提供は続き、2006AWの虎や龍、2008SSの鳩、2009AWの猛獣など数々の名作を生み出します。

そして、現在でも若い世代に人気の高い2014AWコレクションが発表。

14AWコレクションはこれまでのヨウジヤマモトのイメージを覆すような柄のオンパレード。
そのほとんどの図案を手掛けたのが林 史己(雅号:林 大史)氏でした。

あまりにも柄を多様しすぎていることから前評判はやや低かったものの、いざ発売されるとそれを吹き飛ばすような売れ行き。
完売が相次ぎ中古市場では定価を超える値段で取引されることも。

特に人気が高かった『スカルローズ』は、後にTシャツやトートバッグ、キャップやコーチジャケットなど様々なアイテムにプリントして発売され、ヨウジを象徴するアイコンの一つとなりました。

こうして歴史をたどってみるとヨウジのアーカイブで人気のものは林 史己(雅号:林 大史)氏が関わっているもの非常に多いことがわかります。
林 史己(雅号:林 大史)氏とヨウジヤマモトの関係は現在でも続いているようなので、これからも新たな名作が誕生に期待が高まりますね。

最後になりますが、林 史己(雅号:林 大史)氏の作品は『Salon de deux H』という京都のお店でお取り扱いがあるそうです。
気になった方がいらっしゃいましたら是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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