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Y2Kのエッセンスを再解釈:DIESELが魅せる未来とノスタルジアの融合

2024年12月14日

ディーゼル

Y2Kのエッセンスを再解釈:ディーゼルが魅せる未来とノスタルジアの融合

近年のファッション業界では、90年代や2000年代初頭のスタイルが再評価され、リバイバルブームが起きています。DIESELは、この時期に大きな成功を収めたブランドであり、デニムカルチャーや反抗的なスタイルのファッションが人気を博しました。そして現代、当時のDIESELが持っていた大胆なスタイルが現在のリバイバルブームと強く結びつき、新しい世代に魅力的なファッションとして一大ブームとなっています。この一大ムーブメントの立役者が2020年にデザイナーに就任したグレン・マーティンスです。
この記事ではDIESELのブランド概要・特長を解説するとともに、グレン・マーティンスが革新を起こした新生DIESELの魅力に迫っていきます。

DIESELとは

現在リバイバルブームが起こっているDIESELは、日本でも大人気のブランドです。DIESELといえばデニムが思い浮かぶ方も多いでしょうが、どのようなブランドなのかご存じでしょうか。ここでは、これまでのDESELの歩みを辿りながら、コンセプトや現在の活躍まで見ていきましょう。

DESELのブランド概要

DIESELは、1978年にレンツォ・ロッソによって設立されたイタリア発のブランドです。ブランド名「DIESEL」は、当時のエネルギー源であったディーゼル燃料に由来し、斬新で大胆なスタイルを象徴する名前として選ばれました。また、どの国でも発音しやすいことも理由の一つです。設立当初から、DIESELは「ラグジュアリーカジュアル」という新しいカテゴリを確立し、特にデニムアイテムがブランドの象徴となりました。ファッション界ではラグジュアリーともカジュアルとも違う新たなカテゴリーを打ち立て、従来のデニムの枠を超えるアイテムを多く発表しています。

DIESELの理念は、「勇敢であること」。不可能に思えることにも挑戦し、人々を驚かせるようなアイテムを作ることに挑戦し続けています。伝統的なファッションの枠にとらわれず、常に革新を追求し、他にはない独自の美学を持つブランドとして知られています。デニムを中心に、衣類から小物まで幅広く展開しています。

現在、DIESELは斬新な広告キャンペーンやサステナビリティへの取り組みでも注目を集めています。これからもDIESELは挑戦的なデザインとライフスタイルを提案し続けるブランドとして、グローバルな影響力を持ち続けるでしょう。

DIESELの特徴

DIESELは、独創的で大胆なデザインが特徴です。ブランドの象徴であるデニム製品は、ヴィンテージ感を取り入れつつ、現代的なエッジを効かせたデザインが幅広い層に支持されています。DIESELは「自分らしさを表現する自由」を尊重しており、伝統的なファッションの枠を超えた独自の視点が常にファッション界から注目されています。

デニムの質に非常にこだわっており、全てのデニム製品はイタリアで製造されています。また、ディーゼルはダメージデニムやスキニーデニムなどのトレンドに影響を与えるようなアイテムを作り出してきました。近年では、ストレッチ性に優れた「ジョグジーンズ」が高い人気を集めており、快適さとスタイルを両立したアイテムとして注目されています。

近年では、DIESELはサステナビリティにも積極的に取り組んでおり、環境に配慮した素材の使用や生産工程の改善に力を入れています。2020年春夏にDIESELはサステナブルなデニム「RESPECTFUL DENIM」を発表し、秋冬には水や化学薬品の使用を大幅に削減した「RESPECTFUL DENIM with DIESEL DNA」をリリースしました。2022年春夏には、グレン・マーティンスが手がけたジェンダーレスで長く着られる新ライン「DIESEL LIBRARY」が始動しています。デザインと環境意識の融合により、未来を見据えたブランドとしてさらなる進化を遂げています。


グレン・マーティンスによる新生DIESEL

グレン・マーティンスが手掛ける新生DIESELは、これまでのカジュアルで反骨精神に満ちたスタイルからアップデートを遂げています。デニムを中心にしたアイテムに新たな命を吹き込み、Y2Kスタイルやジェンダーレスなアプローチで新世代のファッション愛好者たちを魅了するDIESEL。ファッションシーンの最前線に立つDIESELのプロジェクトやその特徴についてチェックしていきましょう。

デザイナー:グレン・マーティンスとは

glenn-martens
出典 designscene.net

2020年にDIESELのクリエイティブディレクターに就任したグレン・マーティンス。ベルギー出身の彼は、アントワープ王立芸術アカデミーで学び、ファッション業界でその才能を早くから評価されました。彼のデザインの特徴は、「斬新さ」と「実験的なアプローチ」で、伝統的なアイテムに現代的なひねりを加えることに長けています。ねじれやズレを生かすデザインやボタンやファスナーで着こなしを変えられる構造など、ディテールへのこだわりや、シルエットを大胆に変化させるテクニックは注目を浴びています。

2000年代後半からはパリでゴルチエのスタッフとしてしばらく働いていましたが、2013年に「ワイプロジェクト(Y/Project)」のクリエイティブディレクターに就任。2017年にはフランスの権威あるデザイナー賞であるANDAM賞のグランプリを受賞し、脚光を浴びました。ワイプロジェクトでの彼のデザインは、アバンギャルドなスタイルとユニセックスなアプローチで高く評価されていましたが2024年9月に退任が発表されました。現在はDIESELに専念し、その革新的な視点でブランドをさらに進化させています。

斬新で挑戦的なシルエット

グレン・マーティンスが手掛けるDIESELのデザインは、「斬新で挑戦的なシルエット」が大きな特徴です。オーバーサイズのジャケットやパンツ、アシンメトリーなカットなど、未来的でかつエッジの効いたデザインを展開しています。彼が築いてきたクリエイティブな経験が、DIESELのアイデンティティである「カジュアルで反抗的」というコンセプトと見事に融合しています。

マーティンス氏は、ストリートとハイファッションの境界を自由に行き来し、その絶妙なバランス感覚をDIESELで発揮しています。彼の手掛ける作品は、素材や色、加工によって、カジュアルさを持ちながらも、ラグジュアリーな質感やディテールに仕上がっているのが魅力です。

彼のDIESELでのデザインは、単にトレンドを追うだけでなく、時代を先取りしながらも長く愛されるスタイルを追求しています。ラグジュアリーでありながら、どこか反抗的で独自の世界観を持つDIESELの美学が、彼の手によってさらに進化していくのが楽しみですね。

デニムの革新

グレン・マーティンスのデニムデザインは、これまでのDIESELの歴史に新たな革新をもたらしています。彼は、従来のカジュアルでストリート感の強いDIESELのデニムに、よりモードでスタイリッシュな要素を取り入れることで、新しいスタイルを創り出しました。ウォッシュ・加工・混合素材・色・グラフィックなどを実験的なアプローチを行いながら、ファッションとしてのデニムを再定義しています。

彼が手掛けるデニムウェアは、単に着心地の良さや実用性を追求するだけでなく、デザインそのものにアート性を持たせています。例えば、デニムをフィルムで加工することでアイテムに構造と深みのある色合いを与えるなど、新たなデニムの魅力を引き出したコレクションが注目されています。また、ストレッチ性やフィット感にもこだわり、動きやすさを維持しながらも洗練されたシルエットを実現しています。

マーティンス氏のデザインは、従来のDIESELにないファッショナブルな側面を引き出し、デニムをモードの領域に引き上げました。彼がもたらすデニムの革新は、DIESELのブランド価値をさらに高める重要な要素となるでしょう。

90年代の美学を再解釈したY2Kスタイル

グレン・マーティンスのDIESELのデザインには、90年代の美学を現代的に再解釈したY2Kスタイルが大きな特徴として見られます。DIESELが1990年代に一世を風靡した当時のファッションは、自由で大胆なスタイルが印象的でしたが、マーティンス氏はそのレトロな要素を取り入れつつ、現代のテクノロジーや素材を駆使して新しいスタイルを構築しています。例えば、2022年SSコレクションのジーンズとブーツが一体化したブーツデニムは、懐かしさと新しさが共存するデザインとして大きな注目を集めました。

また、DIESELのアイコニックなロゴ使いもデザインの一部として重要な役割を果たしています。ロゴの大胆な配置やサイズ感は、Y2Kムードが感じられ、エッジの効いたデザインを組み合わせることで、Z世代を中心に人気を再燃させています。代表的なのは、「1DR(ワンダー)」。海外セレブや韓国アイドルが身に付けていることでも話題です。

このように、マーティンス氏は2000年代初頭のポップカルチャーと未来的な要素を要素を巧みにミックスし、ファッションに新たなエネルギーを吹き込んでいるのです。


新生DIESELの人気アイテム

グレン・マーティンスの大胆なデザインが光る革新的な新生DIESELのアイテムたち。特に、Y2Kスタイルを取り入れた1DRショルダーバッグや、斬新なデニムアイテムが注目を集めています。実験的な素材使いや、ディテールにこだわったパンプスなど、どのアイテムも独自の存在感を放ち、ファッションに敏感な層に支持されています。ここからは実際のアイテムの魅力やデザインのポイントについて解説します。

デニムウェア

デニム

DIESELの新しいデニムウェアは、これまでのスタイルとは一線を画します。デニム素材を現代のトレンドに合わせてアップデート。意外性のあるウォッシュ加工や実験的な素材を用いて新たなアイテムへと進化させています。「Diesel Library」ラインでは、ジェンダーレスなアプローチを採用し、定番アイテムをよりモダンで身に付けやすい形に仕立てています。さらに、サステナビリティに配慮した生産プロセスを導入し、環境への負荷を減らした新たなデニムコレクションを提案しています。斬新でモダンな新たなデニムに注目です。

1DR ショルダーバッグ

DIESEL-1DR-ショルダーバッグ

「1DRショルダーバッグ」は、Y2Kスタイルを取り入れたデザインが特徴で、キッチュな形状と大胆なカラーが話題を呼んでいます。特にローズゴールドやカナリーイエローといった配色が、ファッショニスタたちの間で瞬く間に人気となりました。デザイナーのマーティンス氏は、DIESELの「カジュアルで反抗的」な精神を尊重しつつ、ラグジュアリーでアヴァンギャルドな要素をバッグデザインにも反映させています。この1DRは、彼の手掛けるDIESELの新しい方向性を象徴するアイテムとして注目を浴びています。

1DR レザーベルト

ベルト

ブランドの象徴的な「D」ロゴを大胆に取り入れた「1DRレザーベルト」。金具のディテールは、クラシックなブラウンやブラックに加え、メタリックやグリッターデザインも展開されています。DIESELの「カジュアルで反抗的」というコンセプトを体現し、アヴァンギャルドでラグジュアリーな要素を持つアイテムです。ベルトが注目を集める今シーズンのランウェイトレンドともリンクし、存在感のあるアクセサリーとして人気ですよ。

パンプス

パンプス

DIESELのパンプスは、2000年代のスタイルを反映し、クラシックな形状に斬新なデザインを加えた一足です。特に「D-Venus 100mm スリングバックパンプス」は、メタルの「D」ロゴがアクセントとなり、22年秋冬にはアシッドウォッシュのデニムエフェクトで登場しました。このパンプスは、パーティウェアにも合うオフビートなムードが特徴です。DIESELは、パンプスにも実験的なアプローチを加え、毎シーズン新しいデザインを提案しているので、今後もぜひチェックしてくださいね。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
DIESELのリバイバルは、90年代・2000年代のファッションリバイバルブームに乗り、グレン・マーティンスによるクリエイティブな再解釈や、サステナビリティ、ジェンダーレスデザインといった現代的な要素を取り入れたことが大きな要因です。
これからも、DIESELは伝統と革新を融合させたスタイルを進化させ、ファッション界で影響力を持ち続けるブランドとして成長していくでしょう。

モードスケープではDIESELの買取を強化しています。アイテムの価値を適正に反映し、最高額を見出す査定をいたします。DIESELのアイテムを売りに出すか迷っている場合にも、是非モードスケープにご相談下さい。とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。

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この記事を書いた人

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