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最低限これでOK!誰でも簡単にできる革靴のお手入れ方法をご紹介

最低限これでOK!誰でも簡単にできる革靴のお手入れ方法をご紹介

最低限これでOK!誰でも簡単にできる革靴のお手入れ方法をご紹介

革靴を愛用している方は定期的にお手入れをしていますか?革靴は日々のケアと定期的なお手入れをすることで、長く履き続けることができます。そんな革靴を長持ちさせるために正しいお手入れ方法は欠かせませんが、「難しそう」「やり方が分からない」という理由から敬遠される方もいらっしゃるはず。しかし、革靴のお手入れは手順やコツさえ覚えてしまえば、初心者の方でも短時間で行うことができます。

今回は誰でも簡単にできる革靴を美しく保つためのお手入れ方法をご紹介いたします。また、お手入れの必要性や注意点、長く履き続けるためのポイントも解説してきますので、是非参考にしてみてください。

なぜお手入れが必要なのか?

革靴は適切なお手入れをしないとすぐに劣化してしまいます。乾燥を繰り返した革は光沢が無くなり、ひび割れも起こします。フォーマル・ビジネスの場において、綺麗な革靴を履いているかで相手に与える印象も大きく変わるため、やはり革靴のお手入れは必須です。

なぜお手入れが必要なのか?

お手入れをしないと・・・

革靴は日々お手入れをすることによって長い年月愛用することができます。それほどお手入れは重要なポイントであり革靴を手にした以上、ケアを欠かすことはできません。

革は人間の肌と同様に、時間が経てば経つほど次第に乾燥していきます。仕事柄毎日履くというような、使用頻度が高ければ尚のこと、履いている内に自然とダメージが革靴に蓄積されてしまいます。

ダメージを受けたのち劣化として現れるのが「ひび割れ」です。革の表面にはオイル分があり、それが乾燥によって無くなってしまいます。その際適切なお手入れを行っていれば革は潤いが保てますが、そうでない場合は柔らかさを失い、皺が生まれひび割れになってしまいます。

特に甲部分にある履き皺から次第に広がり革がバリバリに割れてしまうケースが多く、本来履き皺というのは経年劣化を楽しむ革靴の「あじ」とも呼べるディテールです。ですがそれがただの劣化ということであれば、不恰好で見窄らしい印象を与えてしまいます。

革の劣化はひどくなればなるほど消すことや目立たなくさせることができなくなってしまうので、革靴を長く愛用するためにも日々のお手入れは必須なのです。

お手入れの頻度

革靴を履く頻度にもよりますが、2週間〜1ヶ月に1回程度のお手入れが理想です。というのも直射日光を受けることでも革は乾燥してしまうので、思っている以上に日々の劣化は蓄積しています。

また乾燥だけでなく、革靴のダメージでよく見られるのが小キズや擦れ。歩く時に靴同士が当たってしまったり、気付かぬ内に小さなキズを作ってしまったり等、細かなダメージが意外と見られます。

そんな場合でも定期的なお手入れをすることによって、キズを目立たなくさせたり、軽い擦れ程度なら消してしまうことも可能です。乾燥気味だった革にも十分な栄養が行き渡り、潤いや艶感が蘇ります。

また、このようなブラシやクリームを使った本格的なお手入れの他に、毎日心掛けて欲しいお手入れが「帰宅時のブラッシング作業」です。外出した際に付着した汚れやホコリは革靴の劣化を早める原因にもなります。

それを馬毛ブラシを使ってブラッシングすることで革靴をクリーンに保ち、なおかつ簡単に艶感も出すことができるため、必ず習慣として行っておきたい作業と言えます。

やりすぎは逆効果!

革靴のコンディションを整えてくれるお手入れですが、やりすぎた場合は逆効果になってしまうこともあります。

よくありがちなのが過剰にクリームを塗布してしまうケース。確かに革に栄養を与えてくれる重要なものですがお手入れのスパンが短すぎたり、1回の量が多すぎたりすると、革が吸収しきれなかった過剰分のクリームが表面に残ってしまいます。そうなると革自体がベタついてしまったり、白い粉が吹いてしまったり、トラブルのきっかけになります。

また革靴を磨きすぎてしまうのも要注意。ブラシで磨くことで革に光沢が生まれるため、つい磨き過ぎてしまいますが、過度な光沢は不自然に見えてしまう場合が多く、特にフォーマルやビジネスといったシーンでは違和感を与えます。革自体を傷付けてしまう可能性もあるので、お手入れとは適度な距離感が必要です。

基本となる定期的なお手入れ方法とは?

革靴のお手入れは意外と難しくはありません。今まで「やり方が分からない」と敬遠していた初心者の方も、これを見れば簡単にお手入れができてしまいます。

基本となる定期的なお手入れ方法とは?

お手入れに必要なもの

革靴の基本的なお手入れの道具として必要なものは、表にある7つを用意すれば問題ありません。

道具 用途
馬毛ブラシ ホコリ落とし用
豚毛ブラシ 磨き込み用
クリーナー 汚れ落とし用
クロス ホコリ落とし用
クリーム 色・栄養・艶を与える
グローブ 仕上げ磨き用

それではお手入れの方法を6ステップに分けてご紹介します。

STEP1.ブラシでホコリを落とす

ブラシでホコリを落とす

まずは馬毛ブラシを手にとり、革靴に付着している汚れやホコリをあらかた取り除いていきます。

なぜ豚毛ブラシではなく馬毛ブラシなのかというと、馬毛の方が毛先部分がしなやかで適度な弾力を持っているからです。柔らかな毛はデリケートな革の表面を傷付けるリスクが低く、秀逸です。また毛束が高密度で植えられているので、革靴の隅々のホコリまで除去してくれます。

その際シューキーパーがあればベスト。革靴の中に入れて作業することでアッパー部分の皺が伸び、ブラッシングがしやすくなります。もし無ければ、靴の甲を伸ばす感じで手を入れて作業すれば問題ありません。シューホール付近や装飾、金具がある部分は汚れが溜まりやすいので、より重点的にブラッシングしましょう。

STEP2.クリーナーで汚れを落とす

クリーナーで汚れを落とす

次にクリーナーを塗布して汚れやワックス、前回のクリームの塗膜を除去します。

リムーバーとも呼ばれるクリーナーはメイクで言うところの「メイク落とし」。1度革をすっぴんにすることで、この後に塗布するクリームを馴染ませることができます。

クリーナーを塗り込むためにクロスを使うのですが、作業しやすくするための持ち方があります。

①まずはクロスを人差し指と中指に乗せます。
②その次にクロスの余った部分で、人差し指と中指を包み込むように捻ります。
③人差し指と親指の間に手の甲側からクロスを持ってきて、そのまま握ります。
④クロスをピンと張るようにして、人差し指と中指を袋状に包み込めたら完成です。
⑤クリーナーを軽く数回振り、100円玉台の量をクロスに乗せてから円を描くようにして革に塗り込みます。この際、汚れを落としたいからと言って強く擦るのはNG。優しく拭きあげるような力加減で塗布していきます。

革靴の光沢がなくなり、マットな見た目になれば完了です。そして次のステップに移ります。

STEP3.クリームを塗り込む

クリームを塗り込む

クリームの塗膜が無くなったすっぴんの革に新たなクリームを塗り、栄養を与えます。この際、クリームは補色の役割もあるので革靴と同じカラーか、もしくは少し薄い色のクリームをチョイスしましょう。

クリームを塗り込むための道具はクロス、クリームブラシ、指の3つが挙げられます。

クロスは先ほど同様に握り、クリームを塗り込みます。手が汚れにくく、感覚的作業ができるというメリットがある反面、クロス自体にクリームが染み込んでいってしまうというデメリットがあります。

ペネトレイトブラシと呼ばれるクリームブラシは小ぶりな形状で、手を汚さずクリームを塗布することができます。ブラシなので皺やコバの隙間にも塗りやすいのですが、革靴のカラー別にそれぞれのクリームブラシを用意する必要があります。

最後は指先でクリームを塗る方法。靴好きやプロの職人が採用してることが多く、クリームが体温のおかけで柔らかくなるため革への浸透が良くなります。クロス同様、感覚的な塗布が可能です。直接指で塗るため、爪の間や指紋にまでクリームが残ってしまうのが難点。

自身に合ったお手入れ方法を選びましょう。

塗り方ですがクリームを取り、クリーナーと同じように円を描いて段々と伸ばしていきます。クリームを1回で取る量は米粒3、4粒ほど。足りなくなったら少しずつ足していき、また薄く塗り伸ばす作業を繰り返します。クリームが1ヶ所まとまっていたり、ムラにならないように注意。表面に触れたときに「指が滑りにくい」という感触になれば塗布完了です。

STEP4.ブラシで革クリームを馴染ませる

ブラシで革クリームを馴染ませる

豚毛ブラシを使って、クリームを全体的に馴染ませます。

豚毛の特徴は毛先が硬くコシがあるという点。また密度も少し間隔を空けて植えられているので、1本1本のまっすぐに戻ろうとする力が強く、クリームの粘りに負けない反発力があります。そのためクリームを馴染ませるためにぴったりなブラシなのです。

ここでのブラッシングはステップ1のようにホコリや汚れを落とすためでなく、ステップ3で塗布したクリームを革へさらに浸透させる役割があります。余分なクリームを取り除き、ムラなく均等にしてくれるため、ブラシはゴシゴシと磨く具合に。

ブラシの両端を親指と小指で握り、革靴と並行になるように小刻みに動かしていきます。そうすると次第に革の手触りがサラっとし、若干の光沢が生まれてきます。ブラシは色移りを防ぐために革靴のカラー別に用意しておくのがベターです。

STEP5.仕上げの磨き

仕上げの磨き

グローブクロスを使ってお手入れをしていきます。このグローブクロスとは手にはめて靴を乾拭きするための道具で、最後の仕上げとして重宝します。

手順は簡単で、軽い力で全体を乾拭きしていきます。基本は面全体を使いながら、細かな部分は指を立てて磨きます。その際グローブクロスが引っかかる感触や滑り辛いと感じたら、ステップ4でクリームを塗りすぎてしまった証拠。

もう1度豚毛ブラシを使って、余分なクリームを取り除いてください。全体的に適度な艶感が出たらお手入れ完了です。

革靴によりラグジュアリーさを表現したいのであれば、トゥとヒール部分を重点的に艶出しさせるのもおすすめ。

STEP6.防水スプレーをする

防水スプレーをする

革靴に雨は大敵。仕事のためにどうしても革靴を履かないといけない場合、防水スプレーは重宝します。

まず防水スプレーには大まかに分けて2種類「フッ素系」「シリコン系」があります。フッ素系は繊維1本1本をコーティングしてくれるため衣類やバッグ、靴に使用可能。一方でシリコン系は繊維の表面を膜でコーティングするため、通気性が必要ない傘などのアイテムに対応しています。よって革靴には必ずフッ素系の防水スプレーを選びましょう。

使い方は靴から約30cmほど離した距離から噴射します。この時全体が均一になるようにサッと2〜3秒の間隔でスプレーしていき、決して1ヶ所に集中してしまわないように意識します。これはシミや変色を防ぐためです。

全体に満遍なくコーティングできたら、しっかりと乾燥させて完了です。乾くまでに時間を要すため出かける直前でなく、前の晩にケアしておくのがベスト。

また防水スプレーのブランドによってはクリームの順番が前後する場合があるため注意が必要です。

履いた後にしておきたいことは?

革靴を長年愛用するためには日々のお手入れが必要です。1度痛んでしまった革は元通りにすることがほぼ不可能なため、日々のケア、保管の仕方がとても大切になります。

履いた後にしておきたいことは?

日々のケア

革靴を長持ちさせるためにも心掛けたいのが前述した帰宅時のブラッシング作業。革靴を履いた後、馬毛ブラシで軽くホコリや汚れを落とすお手入れをするだけでも、革へのダメージを大幅に軽減することができます。

また革靴を脱ぎ履きする際にも注意。面倒くさくなって、つい指を入れて履いてしまいがちですが、必ず靴べらを使って履くようにしましょう。履き口のかかと部分のダメージは見栄えや足へのフィット感が極端に悪くなるのに加え、そこから革がひび割れてしまう原因にもなります。

脱ぐ時もかかとを合わせて脱ぐのではなく、しっかりと手で掴んで革靴を脱ぐのがマスト。かかとや側面に傷が付くのを防ぎます。

保管方法にも注意

保管をする時に用意してほしいアイテムがシューキーパーです。革靴をそのままの状態で置いておくと、革が段々とそり返ってしまい、型崩れを起こしてしまいます。皺やひび割れといった問題も発生するため保管時も十分注意が必要です。シューキーパーはお手入れの際にも役に立つアイテムなので、革靴を買うついでに購入しておくことをおすすめします。

プラスチック製と木製がありますが、後者のほうがベター。木製は革靴に籠った湿気を取り除き、カビ対策にも繋がります。湿気を除去することは革を健康に保つために必須。そのためいくつか革靴を所持している場合、ルーティンで履き回しましょう。

同じ靴を毎日履いてしまうと、湿気が乾くタイミングを無くし、結果革靴をダメにしてしまいます。特に仕事で革靴を毎日履かなければいけない方は、2〜3足用意しておくのがおすすめ。

しばらく履いていない/新しい革靴を履くときのポイント

久しぶりに履く革靴にも注意が必要です。長い間保管されていた革は前回適切なケアをしていたとしても、水分とオイル分が失われて乾燥した状態になっています。そのためそのまま履いてしまうとひび割れしてしまう危険性があるため、事前のお手入れが必要です。

紹介した基本的なステップに加えて、デリケートクリームと呼ばれる水分が多く含まれているアイテムを使って、栄養を与えましょう。そうすることで革靴にもう1度、水々しさが蘇ります。

また新しい革靴を履く前にもポイントがあります。ここでも同じく、クリームを使ったお手入れをするということ。「新しいものだしお手入れは必要ない」と考えてしまいますが、実は新しい革靴ほど乾燥した状態になっているのです。

製造後にクリームやワックスで保湿された状態になりますが、そこから店舗または倉庫にて保管。そして実際に販売に至るまで、ある程度の時間が経過しています。結果「手元に届いていざ履こうとした時には、革は乾燥していてる」ということなのです。

新しい革靴だからこそクリームで保湿し、仕上げとして防水スプレーを使って万全な保護をすることがおすすめです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。革靴は汚れや乾燥により劣化しやすい状態となってしまうため、定期的なお手入れの必要性やお手入れ方法をご紹介させていただきました。また、革という素材は経年変化を楽しむことができ、醍醐味のひとつでもあります。長く履き続けるために正しいお手入れをしながら、自分だけの革靴にしていく過程を是非楽しんでみてはいかがでしょうか?


状態の良い革靴は、リセールバリューが高い可能性もあります。持て余している方は、一度査定に出してみてもいいかもしれませんね。モードスケープでは、クリーニングやお直しが必要なものでも可能な限り良いお値段をおつけできるように吟味しながらお買取りしております。汚れやダメージがあるものでも、リペアを施して販売することも可能ですので一度ご相談ください。 とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

小川剛司 (MODESCAPE 編集部)

ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトからファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経て、長年携わったアパレルの経験と知識を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。現在は韓国を拠点にモデル活動しており、更なるファッション知識を探求中! Instagram:@t_t_k_k_s_s

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