注目のアウトドアブランド、スノーピークの特徴や代表的アイテム
会社としての特徴
創業者自身がアウトドアマンだった
スノーピークの歴史は古く、前身の金物店の創業は1960年代にまで遡ります。
社長の山井幸雄氏が趣味であった登山を楽しむのに当たり、当時販売されていた用品のラインナップに満足できず、「自分が使いたいと思う登山用品」の開発に乗り出します。
その後、本格的にアウトドア用品メーカーとして業態を改め、1980年代に山井社長の長男の山井太氏が入社し、キャンプ用品の開発などを開始。同じ頃、日本ではレジャー需要の拡大もあり、順調に事業拡大を進めます。
1996年には、山井太氏が社長に就任し、社名をスノーピークと改称したのです。
社員に受け継がれるアウトドア好きの魂
「自身がユーザーである」としているだけあって、創業した山井幸雄氏がアウトドア好きだったんですね。
それは、現社長の山井太氏はもちろん社員にも受け継がれており、スノーピークのほとんどの社員は一年に20~30泊ほどキャンプ場で過ごすそうです。
社員がアウトドアを心から楽しんでいる、つまり「自らもユーザーである」ため、消費者を満足させる製品が生み出せるようです。
しかも、スノーピークの製品はすべて永久保証付き。経年劣化や過失以外で製品が破損した場合は、修理などのサービスを受けることができます。
本社に隣接したキャンプ場
スノーピークの本社は新潟県三条市。本社の敷地には、工場やオートキャンプ場が含まれます。
社員にとっては、平日でも仕事が終わると隣のキャンプ場にテントを張り、そこで寝て翌日出社してくるなんてことも珍しくないそうです。
また、一般のユーザーもこのキャンプ場に宿泊することができ、好評のようです。
なんでも、キャンプを始めたいという初心者のユーザーが手ぶらで行って、必要な道具やテント設営などを社員に指導してもらいながらキャンプ体験できるサービスもあるんだとか。
キャンプにまつわる製品を開発するだけでなく、キャンプを普及することによって、極度にストレスのかかった現代人に自然と触れる機会を作り、人々の心を豊かにする活動を行っているんですね。
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
スノーピークの代表的な製品
キャンプ用品
日本のアウトドア用品市場をリードするブランドだけあって、数々の名作があります。特に、テント類は初心者からキャンプ好きの信頼を得るアイテムが多数。値段も相場から言えば比較的リーズナブルで、手に入れやすいのも魅力的です。もちろん永久保証付きで、万が一通常の使用による破損があれば、メーカーによる修理が受けられます。
テント
アメニティドーム M 【5人用】 ¥32,800-(税別)
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
5人用サイズで3万円ちょっとと低価格ながら、スノーピークの機能性が詰まったブランドの大定番。
女性でも設営が容易で、小さな子供を抱えての出入りもしやすい入り口など、初心者にもおすすめなテントです。
タープ
アメニティタープ L 【6人用】 ¥26,800-(税別)
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
タープを組み立てるためのペグやポールがセットになったエントリーモデル。
耐久性にも優れ、長く使えるので初めてのキャンプでこれを買ってベテランになっても使っている人も多いタープです。
チェア
ガーデンローチェア30 ブラック ¥23,700-(税別)
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
座面が低く、ソファーのような安定感があるローチェア。
1680デニールの分厚い生地が、アウトドアシーンでもリラックスを約束します。
アパレルライン
以前はアウトドアメーカーとして、アウトドア用品に強みのある企業のイメージが強かったスノーピークですが、キャンプの普及を促進することを標榜してからは、アパレルの開発にも注力しています。キャンプシーンに最適な機能性がありながら、都会での着用でも見栄えするデザインも魅力。アーバンアウトドアスタイルには欠かせないオシャレなアイテムは、キャンパーのみならず注目したいところです。
ポンチョ
レイン & ウィンドレジスタントポンチョ ベージュ/ブラック/オリーブ ¥32,000-(税別)
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
耐久撥水コーティングを施したオーバーポンチョ。
バックパックを背負ったまま着用できるゆとりがあり、特殊なドローウェビング構造は、バックの形状にフィットしながらサイズ調節可能です。
また、フロントポケットは中に着たインナーのポケットにダイレクトにアクセスできるスルーポケットになっており、利便性も抜群です。
タキビパンツ
タキビパンツ ブラウン/オリーブ/ブラック ¥24,000-(税別)
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
難燃性、耐久性に優れた、名前の通り焚き火を楽しむのに最適なパンツ。
ハンマーループや大きめのポケットが、アウトドアシーンで活躍します。
エプロン
トゥルーオーガニックエプロン ナチュラル ¥26,000-(税別)
出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/
栽培工程から生地になるまでにも化学染料や薬品を使用せず、本物のオーガニックにこだわった生地を使用したエプロン。
着色していない素材そのままの、まさにナチュラルなカラーが素朴で、長く使って経年変化も楽しめます。
さすがキャンプにこだわったブランドだけあって、キャンプ中の料理で使いたいエプロンまでリリースしているところには頭が下がります。
スノーピークのコダワリを体感しましょう!
日本の老舗アウトドアブランドであるスノーピークですから、品質は言わずもがなですが、そうは言ってもネットでの購入は躊躇するという方もいるかもしれません。でもスノーピークなら、全国各地に直営店を22店舗持つほか、北海道、新潟、大阪、大分の4箇所にキャンプフィールドを展開しているため、実際に製品に触れられる場所が豊富にあります。
直営店には、スノーピークマイスターという、ブランドの知識が豊富なのはもちろん製品を日常へ取り込む提案のできるスペシャリストが常駐しています。また、キャンプフィールドでは、スノーピークの製品をレンタルでき、実際に使って購入を検討することができます。
こうした、ユーザーが安心して買い物ができる取り組みも非常に好感が持てますね。
以上、今回はスノーピークについてご紹介しました。
ご不要なスノーピーク製品をお持ちの方は、ぜひ一度、お見積させてください。
Top photo by : https://www.snowpeak.co.jp/
この記事を書いた人
MODESCAPE
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