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VALENTINOってどんなブランド?歴代デザイナーとブランド紹介

VALENTINO

VALENTINOってどんなブランド?歴代デザイナーとブランド紹介

1960年にイタリアのローマで伝説的デザイナーヴァレンティノ・ガラヴァーニにより創業されたラグジュアリーブランドVALENTINO。「VLTN」のロゴや、ロックスタッズといった、アイコニックなアイテムがラインナップされており、海外のアーティストや著名人、政治家などのセレブリティに愛用され、著名人のSNSなどでも着用されている姿を見かけることも多いブランドです。
この記事ではVALENTINOのブランド概要を解説すると共に、歴代デザイナー・おすすめアイテムを紹介していきます。

VALENTINOとは

VALENTINOは1957年に、イタリアの首都ローマのコンドッティ通りにハイファッションハウスを開設し、ファッション界に革新をもたらしたブランドです。創業以来、オートクチュールをはじめ、バッグ、シューズ、アクセサリー、フレグランスなど幅広い商品を展開し続け、2020年で60周年を迎えました。現在では、特に若者を中心に、VALENTINOの商品は高い人気を誇っています。その理由やデザインの魅力について、さらに詳しく解説していきます。

VALENTINOのブランド概要

VALENTINOは、1960年にイタリアで誕生したラグジュアリーブランドです。創業者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニによって設立され、高級ブランドとして多くの人々に認知されています。ヴァレンティノ・カラヴァ―二のビジョンは、オートクチュールの世界をイタリアに広めることでした。当時、メジャーではなかったオートクチュール分野に革新をもたらし、イタリアのファッション業界を牽引する立役者となりました。

VALENTINOは、オートクチュールの他にもプレタポルテやレザーアイテム、バッグ、シューズ、フレグランスなど、幅広い製品を展開しています。VALENTINOの洗練されたデザインと質の高さは、世界中で多くの支持を得ています。また、ヴァレンティノのブランドロゴは、派手過ぎず、印象的なデザインであり、ブランドの独自性を表現しています。

VALENTINOの製品は、全世界で100以上の国で展開されており、170以上の直営店と1500を超える販売店舗で入手できます。このように、VALENTINOは創業以来、世界的なファッションシーンで常に注目を集めてきました。革新的なアプローチと優れた品質は、多くのセレブやファッショニスタから注目を浴び続けています。

VALENTINOのデザインの特徴


出典 fashion-press

VALENTINOといえば「赤」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、初期から赤色のコレクションばかりを手掛けていた訳ではありません。
VALENTINOのデザインは、白または黒を基調としています。創業者のヴァレンティノ・ガラヴァーニが白と黒を「至高のカラー」として特に気に入っていたことに由来します。その後、赤もブランドの象徴的なカラーとして採用されました。修行時代にバルセロナのオペラで赤に統一された舞台を観劇した際に、その美しさに魅了され、以降「赤」への強いこだわりが生まれました。特に真っ赤なイブニングドレスは有名で、芸術的な美しさが称賛されています。

デザインにはロックな要素も取り入れられており、特に「ロックスタッズ」はその代表的な例です。レザーなどの素材に鋲が打ち込まれたデザインは、パンクテイストとエレガンスが融合した独特の雰囲気を醸し出しています。このデザインは、VALENTINOのアイコニックなモチーフとして、数々のアイテムやシリーズに採用され、多くのファッション愛好家に愛されています。

VALENTINOのデザインには、日本の「侘び寂び」の概念が取り入れられているのは有名な話です。デザイナーたちは、日本の伝統技術である「金継ぎ」にインスパイアされ、割れた食器などを修復するこの技術をデザインに反映させています。このようなアプローチは、VALENTINOのデザインに独自の深みと意味を与えています。

VALENTINOのブランドライン

VALENTINOのブランドラインには、複数のラインが存在します。ここでは、それぞれのブランドラインの概要をまとめています。

【VALENTINO(ヴァレンティノ)】

ブランドの中核をなすシグネチャーラインです。高級感のあるハイファッションコレクションを展開しています。メンズとレディースのアパレルだけでなく、バッグやサングラスなどの服飾小物も幅広く扱われています。フラワーモチーフやモノグラムパターンの『トワル イコノグラフ』、左胸にメタリックVディテールがついたデザインなど、ブランド全体の注目アイテムを発表しています。

【VALENTINO GARAVANI(ヴァレンティーノ ガラヴァーニ)】

ファッションアクセサリーの製造に特化しているラインです。レディースとメンズのバッグ、靴、ベルトなどの革製品やその他のアクセサリーが展開されています。ピエールパオロ・ピッチョーリ氏により生まれ、VロゴやVLTNロゴなど現在流行のロゴドンアイテムを多く展開しています。高品質な素材と洗練されたデザインで、ファッションのアクセントとして人気を博しています。

【RED VALENTINO(レッド ヴァレンティノ)】

VALENTINOのセカンドラインであり、”Romantic Eccentric Dress”(ロマンティック エクセントリック ドレス)の頭文字を取っています。カジュアルなアパレルラインとして2003年にスタートしましたが、2023‐2024AWコレクションをもって廃盤となりました。ポップなデザインで注目を集め、若者から支持されるようなアイテムを多く生み出しました。

【VALENTINO ROMA(ヴァレンティノ ローマ)】

2001SSコレクションで発表されたセカンドラインで、若い女性層をターゲットにしたブランドです。VALENTINOよりも広い層に向けて、価格設定もやや低めにしつつ、VALENTINOのエレガントさを引き継いだデザインです。

VALENTINOの歴代デザイナー

VALENTINOは2007年まで創業者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニがクリエイティブディレクターを勤めていました。その後、さまざまなデザイナーがデザインに関わり、低迷期を乗り越えて現在に至ります。ここでは、歴代デザイナーに注目しながら、VALENTINOのこれまでを見ていきましょう。

ヴァレンティノ・ガラヴァーニ

ガラヴァーニ
出典 mvcmagazine.com

ヴァレンティノ・ガラヴァーニは、1932年に北イタリアのヴォゲラに生まれました。彼は1949年にミラノの専門学校に入学し、翌年にはフランス・パリのオートクチュール組合学校に進学しました。在学中には国際羊毛事務局主催のコンテストで優勝するなど、才能を開花させました。

卒業後、パリでジャン・デッセのもとで修業を積み、後に同じメゾンで働いていたギ・ラロッシュに師事し経験を積みます。1959年に独立を果たし、故郷のイタリアに戻り、ローマにアトリエを開き、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」を設立しました。その後、1960年に最初のコレクションを発表し、国際的な注目を浴びることとなりました。

ヴァレンティノ・ガラヴァーニは、1967年にはファッション界のオスカー賞と称されるニーマン・マーカス賞を受賞し、翌年には白を基調とした白だけの服「ホワイトコレクション」を発表しました。この時期に初めて「V」をマークとして採用し、そのデザインは現在でも人気を博しています。

1980年代には、サラエボ・オリンピックおよびロサンゼルス・オリンピックでのイタリア選手団のユニフォームデザイナーを務め、数多くの名誉ある賞を受賞しました。彼の功績は1985年にイタリア政府から最高の勲章である騎士大十字勲章を授与されるなど、高い評価を受けました。

1998年にブランド経営権を売却した後も、ヴァレンティノ・ガラヴァーニはクリエイティブディレクターとして活躍し、2007年に引退するまでブランドの発展に貢献しました。その後、ブランドはさまざまな変遷を経て、新たなデザイナーが就任しましたが、ヴァレンティノ・ガラヴァーニの名前と功績はファッション界に永く刻まれることでしょう。

アレッサンドラ・ファチネッティ


出典 fashion-headline.com

アレッサンドラ・ファチネッティは、ヴァレンティノ・ガラヴァーニからVALENTINOのクリエイティブディレクターを引き継ぎました。彼女はGUCCIやTOD’Sなどの有名ブランドでデザイナーとして活躍しました。そのキャリアの中で、VALENTINOのクチュール、プレタポルテ、セカンドラインの「RED」など、レディース関連のさまざまな分野を担当しました。

彼女のデザインは、エレガントで洗練されたイメージとともに、モダンで魅力的な要素を持っていました。しかし、2008年に退任し、ピエール・パオロ・ピッチョーリとマリア=グラツィア・キウリに引き継ぎました。

ピエール・パオロ・ピッチョーリ/マリア=グラツィア・キウリ


出典 elle.com

ピエール・パオロ・ピッチョーリとマリア=グラツィア・キウリは、イタリアの老舗ブランド「FENDI」で共にデザイナーとしてキャリアをスタートさせました。1980年代後半に入社し、その後、1999年にはほぼ同時に「VALENTINO」に移籍。この移籍後、彼らはアクセサリーラインの立ち上げやデザインを手がけ、ブランドの成功に貢献しました。

2008年、ピッチョーリ氏とキウリ氏は共同のクリエイティブディレクターとして「VALENTINO」に就任しました。その後、ブランドは新たな境地を切り拓き、年商10億ドル以上の売上を誇る巨大ブランドに成長していきました。特に彼らの手によって生まれた「ロックスタッズ」は、ブランドのアイコンとして世界中で愛されるようになりました。

彼らはまた、ターゲット別の戦略でブランドラインを展開し、中核ブランドである「VALENTINO」のほか、ハイエンドラインの「VALENTINO ROMA」や、「VALENTINO GARAVANI」などを設立し、幅広い層にアプローチしました。
2016年にキウリ氏がDiorに移籍した後も、ピッチョーリ氏は一人でブランドを牽引しました。彼は「VLTNコレクション」など、世界で注目されるデザインを手掛け、現在もブランドの成功に貢献しています。

アレッサンドロ・ミケーレ


出典 tjapan.jp

アレッサンドロ・ミケーレは、2015年から2022年までグッチのデザイナーとして活躍しました。その後、VALENTINOのクリエイティブディレクターに就任すると発表され、世界中から多くの期待を寄せられています。

彼は、型にはまらないエネルギッシュで生き生きとしたデザインで、従来のGUCCIのイメージを覆しました。彼の手によるデザインは、エレガント、モダン、クラシカルといったこれまでのイメージとは一線を画し、ファッショニスタたちに強烈な印象を与えました。
特に、動植物をモチーフにしたデザインはGUCCIの伝統に革新をもたらし、100年以上続くブランドの中で革命的なものとされています。

そして、2024年3月にはVALENTINOのデザイナーとしての新たなキャリアが発表され、2025年春夏パリ・ファッションウィークでのファーストコレクションが待ち望まれています。

VALENTINOのピックアップアイテム

VALENTINOはオートクチュールから始まり、トータルファッションを手がけているブランドです。その特徴的なデザインやトレンドを抑えたアイテムは、年齢や性別を越えて人気を得ています。この章では、特に若者に人気の高いおすすめアイテムを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

VALENTINO ROCKSTUD TOTE BAG

VALENTINO ROCKSTUD TOTE BAG」は、VALENTINOのアクセサリーコレクションであるVALENTINO GARAVANIから生まれた注目アイテムです。このバッグは、ブランドのアイコンでもあるスタッズを用いた人気の「ロックスタッズ」シリーズのうちのひとつであり、独特なデザインが特徴です。

VALENTINO ROCKSTUD TOTE BAGは、シンプルなトートバッグの形状に、ロックスタッズが施されています。カジュアル形状のバッグながらもモードな雰囲気を漂わせるアイテムとなっています。洗練された印象のトートバッグはどんなスタイルにも合わせやすく、様々なシーンで活躍します。
また、バッグのサイズ感も使い勝手が良く、デイリーユースからビジネスシーンまで幅広い場面で活躍します。さらに、高品質な素材と丁寧な製作により、長く愛用することができる耐久性も魅力の一つです。

VALENTINO ROCKRUNNER

ロックランナー

「VALENTINO ROCKRUNNER」は、VALENTINOが展開する人気のアイテムのひとつです。VALENTINOは、カジュアルなスニーカーからドレスアップにも使える革靴やブーツなど、幅広いラインナップを展開していますが、VALENTINO ROCKRUNNERはその中でも特に注目されています。2013年春夏に初登場して以来、VALENTINOのアイコンとして位置づけられ、高い人気を誇るスニーカーです。

VALENTINO ROCKRUNNERは、上質なレザーを使用し、細部に至るまでこだわり抜かれたシルエットが特徴です。さらに、VALENTINOを象徴するスタッズも取り入れられており、他のスニーカーとは一線を画す独自性のあるデザインが魅力です。スタイリッシュな外観と高い品質が融合したVALENTINO ROCKRUNNERは、ファッション愛好家や若者たちの間で大きな支持を得ています。

VALENTINO CAMOUFLAGE T-SHIRT

「VALENTINO CAMOUFLAGE T-SHIRT」は、ブランドのアイコンをワンポイントで取り入れており、洗練されたスタイルを演出してくれるTシャツです。シンプルながらも存在感のあるデザインが特徴で、1枚着るだけでコーディネートを格上げしてくれます。コットン100%で作られており、着心地も抜群。インナーとしても使えるこのTシャツは、オールシーズン着用できる万能なアイテムです。
ハイブランドのTシャツは価格が高めですが、Tシャツスタイルのコーディネートで差別化することができ、投資する価値のあるアイテムと言えるでしょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
VALENTINOは時代のニーズに合わせたアイテムを常に展開し続けており、現代でも変わらぬ人気を誇り続けています。ファッション業界におけるVALENTINOとヴァレンティノ・ガラヴァーニが残した功績は大変大きく、ラグジュアリーブランドのトレンド発信の祖ともいえるブランドです。アレッサンドロミケーレのデザイナー就任により今後の動きが非常に楽しみです。

モードスケープではVALENTINOの買取を強化しています。アイテムの価値を適正に反映し、最高額を見出す査定をいたします。VALENTINOのアイテムを売りに出すか迷っている場合にも、是非モードスケープにご相談下さい。とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

MODESCAPE

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